浜松市の腸もみサロン 腸セラピー kukka puutarha クッカプータルハの都甲です。
やっと自分の中で理解出来て来たのでアウトプットします。
エネルギーの作り方について。
体のエネルギーって何??
私たちの体はATP(アデノシン3リン酸)という物質を作って、それをエネルギーにして体に必要なものを作っています。
例えばコレステロールの合成にもATPが必要だし、体の中の有害物の解毒にもATPが必要です。
そのATPは何から作るかっていうと、大半は糖から作ります。
炭水化物は体のエネルギーを作るって聞いたことあると思います。
脂質、タンパク質からもATPは作れますが、ほとんどが糖からです。
まず、糖は細胞に入ってピルビン酸という物質に変わります。
この時にATPが2個出来ます。
ピルビン酸に変わるのにはマグネシウムとナイアシン(ビタミンB3)が必要です。
マグネシウムとナイアシン不足の人は糖を摂ってもエネルギーが作れないってことがわかりますよね。
ここまでが解糖系と呼ばれ、酸素を必要としない代謝です。
そして、ピルビン酸になったら今度は細胞内のミトコンドリアの中に入ります。
で、ピルビン酸からアセチルCoAになります。
この時もナイアシン、ビタミンB1、ビタミンB2、パントテン酸が必要です。
で、アセチルCoAから今度はTCA回路(クエン酸回路)という代謝サイクルに入ります。
(ここはいっぱいあるので省略)
ここでATP2つ出来ます。
クエン酸回路を回る時には、ビタミンB1、B2、ナイアシン、パントテン酸、マグネシウム、鉄が必要です。
どれか足りないだけでうまく回らなくなります。
でー、TCA回路が回ることで出来た電子をナイアシン(NADH)がミトコンドリアの中のマトリックスってウネウネの中に入ってそこで何だかんだして(省略し過ぎ)34個のATPを作るんです。
その時必要なのがナイアシン、ビタミンB2、CoQ10、鉄、です。
鉄欠乏の人が疲れやすいのはATPが作れないからってわかりますよね。
ビタミンB群不足の人も疲れやすいのです。
ビタミンB群はほとんどが腸内細菌によって合成されますから腸内環境が悪い人も疲れやすいのです。
血液データでATPが作れているかを見る方法は、
総コレステロール値 180以下
中性脂肪 90以下
尿酸値 4.0以下
この3つが揃うとATPが作れていないと考えていいです。
コレステロールも中性脂肪も合成にATPが必要です。
尿酸はビタミンCより強い抗酸化作用がありますから低いとダメなんですけど、尿酸の合成を邪魔するのがリンなのですが、ATPってアデノシン3リン酸ってリンなんですよ。
ATPが作られてないと体内にリンが余るので、尿酸の合成を邪魔するんです。
私はコレステロール以外当てはまります。。
ATPを作る工程のどこかでストップしてるってことなんですよね。
対策としてはどこでストップしているのかを突き止める必要があるのですが、すぐに出来ることとしては、糖でATPが作れてないので、脂質で作る。
ココナッツオイルなどの中鎖脂肪酸はピルビン酸を飛ばしてミトコンドリアの中でアセチルCoAになります。
あとは電子伝達系で使うコエンザイムQ10をサプリで足してあげる。
ココナッツオイルとコエンザイムQ10
これでATPを作るって手があります。
でも鉄が足りないとここでもストップするよなって思いますが、鉄はサプリで摂るのは難しいミネラルなのでレバーなどがいいですね。
コエンザイムQ10はイワシやアジやサバに含まれています。
疲れやすい方は意識してみてくださいね。
ただ、胃酸や胆汁の分泌や小腸粘膜の状態が悪いと吸収が出来ないので、その辺りも見直す必要がありますよね。
私も昔よりはかなり疲労感がなくなって来ましたが、まだパワフル!とまでは行かない感じ。
これからも自分人体実験は続きます。
かなりはしょって説明しましたが、なんとなくエネルギー産生についてわかって頂けたでしょうか。
エネルギーを作るには糖だけじゃダメで、ビタミンやミネラルが必要なのです。
ミネラルを阻害してしまう添加物やタンニンなどの摂り過ぎが良くないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。
いやはや難しいですね。
ちなみに糖は筋肉や肝臓にグリコーゲンという形で貯蓄され、食べた糖がなくなったら糖として出てきます。
脂肪肝だったり、筋肉がない人はエネルギー産生が下手ということになります。
だから糖を欲します。
筋肉をつけるのもエネルギー産生には必要です。
がんばるぞー。
栄養の吸収には腸が動いていることがマストです。
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