そ浜松市の腸もみサロン 腸セラピー kukka puutarha クッカプータルハの都甲です。
ミネラルの摂取について
こちらも先日インスタで頂いたご質問です。
ミネラルって何かわかりますか?
ミネラルとは、体を構成する4元素(酸素、炭素、水素、窒素)以外の元素のことで、
ビタミンが有機物で吸収されやすいのに対して、ミネラルは無機物で吸収されにくい。
主要ミネラルは、マグネシウム、カルシウム、カリウム、ナトリウム、リン、硫黄、塩素。
微力ミネラルと呼ばれるものが、亜鉛、鉄、銅、マンガン、モリブデン、ヨウ素、セレン、クロム、コバルト。
これらは、体の組織を構成したり、酵素が働く時の補因子として働きます。
ミネラルは吸収されにくいので、キレートと言って吸収されやすい形にする必要があります。
例えば、亜鉛を含む牡蠣を食べる時にレモンをかけると亜鉛がクエン酸でキレートされて吸収されやすくなります。
そして大事なのが腸内細菌です。
善玉菌が食物繊維を材料にして作る短鎖脂肪酸が、ミネラルをキレートしてくれるのです。
もうひとつ、吸収されやすくするには、イオン化と言って水に溶けるかたちにしてあげること。
細胞にはイオンチャネルと言うイオンの出入り口があります。
ミネラルはイオン化しないと細胞に入れないのです。
どうやってイオン化するかと言うと胃酸です。
ミネラルは食物中でタンパク質と結合しているので、まずはタンパク質を分解しないといけないのです。
も〜胃酸大事すぎる!
胃酸が少ないとタンパク質だけでなく、ミネラルも吸収出来ないってことです。
ビタミンB12の吸収にも胃酸が必要です。
ちょっとした胃の不調で胃薬(胃酸抑制剤)を飲んじゃダメなのわかりますよね。
あと気をつけたいのは添加物です。
添加物にはこれらの微量ミネラルをくっつけて便とともに排出してしまうものがあります。
外食やコンビニのお弁当ばかりだと、圧倒的にミネラルが不足します。
添加物以外にも吸収を阻害するものがあります。
玄米のフィチン酸や緑茶やコーヒーのタンニンなどもそのひとつです。
ミネラルを摂るにはバランスも大事で、カルシウムとマグネシウム、ナトリウムとカリウム、銅と亜鉛などお互いに協力したり拮抗して働くブラザーイオンと言われる組み合わせがあるのです。
これ書くと長くなるのでまたの機会に。
まとめると、ミネラル吸収には胃酸や腸内細菌が大いに関係しているということです。
私は亜鉛は時々サプリで摂ります。
マグネシウムはにがりを飲み水に入れたり、お風呂に塩化マグネシウムやエプソムソルトを入れて経皮吸収させています。
塩や、飲み水を選ぶ時は、マグネシウムやバナジウムなどミネラルが豊富なものを選んでいます。
日常的に添加物を摂らないようにも気をつけています。
特にハムやソーセージと言った加工肉は気をつけます。
出来ることを出来る範囲で取り入れてみてくださいね。
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