浜松市の腸もみサロン 腸セラピー kukka puutarha クッカプータルハの都甲です。
今年はゴールデンウィークをお休みにさせて頂いたので、長い休みを利用して自分人体実験をしました。
フリースタイルリブレという、血糖値を測る機械を使って、何を食べるとどのくらい血糖値が上がるのか?夜間低血糖はないか?などを調べました。
リブレは正確には血糖値ではなく、血管と皮膚の間の間質液の中のグルコース(糖)の値です。
このようにセンサーを腕に装着します。
この針のようなものが腕に刺さってます。
痛くはありませんが刺す時は本物の針が付いているので勇気がいりました。笑
針は抜けて、このようにめっちゃ剛毛な人の髪の毛よりちょっと硬いくらいの管が腕に残ります。
読み取り機のボタンを押して、このセンサーにかざすとピピっと血糖値が表示されます。
血管から間質に糖が移動した後の値なので、本当の血糖値より時間差がありますし、少し高く出る傾向もあるようです。
色々食べてみたのですが、長くなるので今日は果物で血糖値は上がるのか?について。
果物はグルコース(ブドウ糖)ではなくフルクトース(果糖)が多いので血糖値は上がらないのでは?と思われていましたが、種類によってはかなり上がることがわかりました。
苺だけ、ブルーベリーだけ、の時は130以下でした。
パイナップルとバナナは上がります。
最高で141まで上がりました。
一般的に血糖値は140mg/dlを超えることはないと言われています。
140を超えると糖化が起こり、細胞を老化させるAGEs(終末糖化産物)という物質に変わります。
アンチエイジングの敵!
また、140を超えた糖は脂肪として蓄えられます。
つまり太るということ。
もう一つ気になるのは上がり方と下がり方。
血糖値が上がると膵臓からインスリンというホルモンが出て血管の中の糖を細胞に取り込みます。
血糖値が下がると今度は血糖値を維持する為に副腎からコルチゾールやアドレナリンなどのホルモンが出ます。
下がっても80mg/dlくらいが理想。
70mg/dl以下で、不安、動悸、指の震えなど。
50mg/dlで、目のかすみ、生あくび、頭痛など。
50mg/dl以下で、痙攣、昏睡など。
70を切ると上記の症状が出ます。
そうならないようにコルチゾールやアドレナリンが出て維持しているのです。
急に上がるとインスリンはたくさん出ますので急に下がるわけです。
私は2週間やってみて80を切ることはありませんでしたが、はやり急激に下がっている時は少し動悸がする時もありました。
だいたい食後30分〜60分くらいで下がり始めます。
下がりきっている時に低血糖状態だと、糖をエネルギーにする脳は省エネ運転に切り替わる為に眠くなるのです。
食後に眠気に襲われる人は低血糖の可能性大ですね。
結果
果物は種類と量によっては140以上に上がる。
もちろん人によって違いはあります。
インスリンの出が悪い人、インスリン抵抗性がある人などは食後高血糖になりやすく、同じものを食べても150.160それ以上あがってしまう場合もありますし、
副腎疲労でコルチゾールやアドレナリンが出ない人はもっと下がってしまう場合もあります。
でも果物にはビタミンや酵素、食物繊維が豊富ですから、食べない方がいいということではありません。
季節の果物で地元でとれた果物を適量食べるのはとてもオススメです。
スムージーだともっと上がるかなと思ったのですが、それほど上がりませんでした。
次回はドーナツとラーメンを食べてみた編をお届けします。
お楽しみに。
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