サイトアイコン 浜松市の腸もみサロン 腸セラピー×分子栄養学 kukka puutarha

生理前のイライラの対処法

ご新規 40代 女性
新城市からご来店下さったお客様。

お腹の張りと生理前のイライラでお悩み

お話を伺うと貧血があり、日中の眠気、忘れっぽい、夜中に目が覚める、コーヒー1日3杯とのこと。甘いものもよく食べていた。

以上から、低胃酸、副腎疲労、低血糖がわかります。

貧血があるのは胃の状態の悪さも関係しています。

体内で出血がなく、生理の経血量が普通なら、胃の消化能力が低く鉄が吸収出来ていないのかもしれません。

また、低胃酸は生理前のイライラ(PMS)とも関係します。

胃酸の低下や、女性ホルモンのエストロゲンの変化で血清銅が増加します。

銅は幸せホルモンのセロトニンや、やる気ホルモンのドーパミンを分解してしまいます。

その為、落ち込み、イライラが起きるのです。

おまけにドーパミンが分解されるとアドレナリンやノルアドレナリンになるので交感神経にもなります。

銅の増加を調節するには亜鉛を補給するのがひとつの手。
銅が増えると亜鉛が不足しますので、PMS対策に亜鉛のサプリメントも有効です。

この方は低血糖と副腎疲労もあるのでホルモンのバランスが悪い。

全てが繋がって今の様々な不調になっているのがわかります。

お腹の張りは低胃酸による未消化タンパク質が大腸に流れているからと考えられます。

亜鉛を摂ること、胃酸を出すこと、コーヒーをやめることなどオススメしました。

副腎疲労は腸に炎症があっては治りませんので、腸セラピーでぜん動運動を活性させ、炎症になるものを食べないことも大事。

更年期障害が重くなるのも副腎疲労が関わっていますので40代のうちに治せるといいなと思います。

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