花粉症の皆さまこんにちは。
花粉症と腸が関係あることはうすうすご存知かと思います。
どう関係あるのか?
どうしたらいいのか?
を、書きたいと思います。
長いけど花粉症を治したかったら読んで下さいね。
まず、花粉症になる理由として考えられるのが、リーキーガット症候群と腸内環境の悪さです。
リーキーガットとは漏れる腸のことで、小腸の栄養吸収するタイトジャンクションと呼ばれる小さな穴が炎症により大きな穴になってしまうと言う症状です。
本来、タンパク質ならアミノ酸にまで分解されないと通ることない穴なんですが、大きな穴ならどうでしょう?
分解されてないタンパク質が漏れて血液の中に入ると言うことです。
本来入って来るはずのない物質が入ると、白血球(免疫細胞)が追い出そうとして攻撃します。
それがアレルギー反応です。
花粉も同じです。
本来花粉は有害物質ではありませんが、血液の中に入ってくれば免疫細胞は攻撃してしまいます。
免疫細胞が暴走し、炎症を起こして外に出そうとするので、鼻水や目の痒みとなるわけです。
そしてその暴走している免疫を制御するのが腸内細菌が作る短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)をもとに活性化するTレグ細胞(制御性T細胞)です。
聞きなれない言葉が出てきて読むのやめようかと思っている方、もうちょっとです。
Tレグ細胞がしっかりと働けるようになると、暴走している免疫細胞たちをなだめてくれるのでアレルギー反応はおさまります。
と言うことは、腸内細菌が鍵を握っているのです。
Tレグ細胞を作れる腸内環境が必要なのです。
そして、その腸内細菌は食物繊維をエサにしています。
腸のために食物繊維を食べるのは便秘の為だけではないんです。
腸内細菌のエサを与えてあげる為なんです。
花粉症を治すには、
リーキーガット症候群を治すこと。
食物繊維をしっかり摂ること。
です。
リーキーガットを治すには、炎症になるものを食べないことです。
小麦粉製品
乳製品
添加物
精製砂糖
などです。
喫煙や薬剤も影響します。
全部やめるのは大変ですが、毎年花粉症でせっかくの春を楽しめない皆さんは、この時期だけでも食べ物を変えてみて下さい。
必ず良くなりますよ。