食いしばりは夜間低血糖

食いしばりで歯に負担がかかり治療している方は少なくないです。

 

食いしばりの原因はストレスだとよく言われます。

実際ググってみましたが、原因を具体的に書いてあるものはちょっと見た感じではありませんでした。

 

対策としてはマウスピースを作るのが一般的で、顎をリラックスさせて過ごしましょうなんてのもありました。笑

 

食いしばりは自覚していない方も多いだろうと思います。

 

今、この文章を読んでいるこの瞬間、上の歯と下の歯がくっついていませんか?
くっついていたとしたら食いしばりがあるかも。

 

朝起きた時に顎が疲れていたり、舌の側面に歯型がついていたり、歯茎に白く骨が透けているように見えたり、顎関節症(口が開けにくい)がある場合も、寝ている間に食いしばっている可能性が高いです。

 

何を隠そう私も食いしばりがあります。
バッチリ顎関節症ですし、舌に歯型がつきますし、歯茎は白くなってます。

 

そしてなぜ私に食いしばりがあるか?が私にはわかります。

 

それは…

夜間低血糖です。

 

血糖値の乱高下は良くないよって何度もお伝えしているくせに、自分がそうなっているという…反省。

 

一時期良くなっていたんです。

 

完全にグルテンフリーをしていて、ケーキやアイスも食べていなかった時期は、良く眠れていたし、顎関節症もひどくはなかった。

 

でも、体調がぐんと良くなったのをいいことに、ちょっと甘いものが多くなっていました。

 

基本的にグルテンは今も家では摂らないのですが、外食が多く気を抜くとグルテンの量が増えていました。

 

私の場合わかりやすく睡眠の質に影響します。

 

まず夜中に目が覚める。
すぐに眠れますが、朝方またトイレで目が覚める。

 

トイレに行きたくて目が覚めるのって、睡眠が浅いから目が覚めるんです。

 

深く寝ていれば、目が覚めて、トイレ行こうとなるはずです。(よほど水分を摂り過ぎた場合は別ですが)

 

夜中に目が覚めるのも低血糖の症状です。

 

寝ている間の血糖値を維持しようと、アドレナリンが出るので交感神経が優位になって目が覚めるのです。

 

食いしばりもこのアドレナリンのせいです。

 

アドレナリンが分泌されることで顎や肩に力がグッと入るからです。

 

アドレナリンが出る時と言うのは敵と対峙した時、危険を感じた時の緊急時です。

 

本来は副交感神経優位になっているはずの睡眠時にアドレナリンが出たら交感神経優位になってしまい、睡眠が浅くなったり、目が覚めてしまったりするわけです。

 

低血糖は甘いものが好きな方や、副腎疲労で血糖値の維持が難しい方がなりやすいので、私そうかも…と思ったら、まずは甘いものをやめてみてください。

 

炭水化物だけのお食事も避けましょう。

 

もちろん珈琲も、緑茶も紅茶もやめましょう。

 

そして、寝る前にボーンブロスやおダシのスープを飲んで寝ると血糖値が安定していいですよ。
葛粉などを入れるとさらにいいです。

 

漢方薬なら補中益気湯と抑肝散加陳皮半夏を飲むのもいいそうですよ。

 

食いしばりは治ります。
私も頑張ります。

 

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