浜松市の腸もみサロン、腸セラピー kukka puutarha クッカプータルハの都甲順子です。
春は気圧の変化が激しくて、頭痛持ちの方には非常に辛い季節です。
頭痛には種類があって、一般的なやつは緊張性頭痛と片頭痛に分けられます。
今日は片頭痛について。
片頭痛の特徴は、
脈に合わせてズキンズキンする痛み
吐き気がある
光や音の刺激でもズキンズキンする
頭痛の前に目の前がチカチカしたりぼやけたりする
休日やリラックスしている方が痛みが出やすい
片頭痛の原因はまだ完全には解明されていないのですが、ストレスや気圧の変動など何らかの刺激により、脳の血管にセロトニン(神経伝達物質)が過剰に分泌されます。
幸せホルモンのセロトニンですが、ストレスで過剰に分泌されることはわかっています。
セロトニンは臓器を動かす(収縮させる)働きがあります。
急に増えたセロトニンが脳の血管を収縮させます。
その時に頭痛の前兆を感じます。
増えたセロトニンが時間とともに分解、排出されて行くと血管は急激に拡張し、その時に脈うつような痛みを感じるのです。
片頭痛にはセロトニンを増やすお薬が出ます↓
また、血糖値の急激な上昇と下降も頭痛の原因になり得ます。
血糖値が急上昇すると、インスリンというホルモンが大量に分泌されて血糖値は急激に下がります。
下がり過ぎてしまうと死んでしまうので今度はアドレナリンやノルアドレナリンが大量に分泌されます。
医療系のドラマで死にそうな患者さんに「アドレナリン投与!!」と叫んでるとこ観たことないですか?
アドレナリンやノルアドレナリンは血管の収縮、心拍数の上昇などの作用があるため、脳の血管が収縮します。
そのような過度な収縮と拡張が片頭痛を起こしてしまうのです。
また、血糖値が下がっている時は脳への血流量の低下を防ぐため、血管が拡張しやすくなることも考えられています。
要するに、脳の血管が急に縮んで、その後急に広がることで痛みが発生するということ。
その血管の過度な収縮と拡張を起こすのがセロトニンやアドレナリンの作用ということです。
春に頭痛が起こりやすいのは、気圧が下がると血管が拡張するからです。
雨の日前後に頭痛がするのはこのせいです。
また、生理前に頭痛がするのはセロトニンと女性ホルモンのエストロゲンは比例関係にあるため、エストロゲンが下がる生理前はセロトニンも下がるので血管は拡張しやすいのです。
でも、同じ条件下でも片頭痛にならない人もいるわけですから、そこは遺伝的なものや、副腎疲労、タンパク質不足、生活習慣など様々な要素があるんですよね。
今回このように片頭痛についてまとめたのには理由があって、なんと、ワタシクシ、人生初めての片頭痛になりまして、ここ5日ほど苦しんでおります。
普段滅多に飲まない鎮痛剤にも手を出してしまうほどそれは耐えられない痛みです。
こんな仕事をしていますと、様々な不調に苦しむお客様とお話しするのですが、もともとわりと健康なため、その痛みや苦しみは想像するしかなかったのです。
あまり安易にロキソニンなど強いお薬は飲まない方がいいんですが、皆さん安易になど飲んではいないんですよね。
痛いって最悪なストレスです。
我慢し続けるなんて出来ません。
原因を知って、少しでも痛みを減らせるように対策して行きましょう。
すぐに出来る対策としては
血糖値を急に上げてしまう糖質の多いもの(チョコやケーキや焼き菓子、炭水化物だけの食事)を減らしていく。
ビタミンB2を摂る(豚レバーやうなぎ、マグロやサワラなど)
マグネシウムを摂る
*マグネシウムは血管や内臓の筋肉を緩めてくれます。
(アオサ、天然塩(ぬちまーす、雪塩など)、きな粉など。マグネシウムの入浴剤で皮膚から吸収するのも手っ取り早いです)
避けたいのは、チーズ、ワイン、ソーセージやハムなどの加工肉、人工甘味料、化学調味料。
あとは睡眠をしっかりとる。
春は副交感神経優位になりやすいので家でダラダラせずに散歩などでいいので体を動かす。
など。
私の片頭痛は緊張性の頭痛と判断が難しい感じでした。
片頭痛の場合、高校生や20歳くらいから始まるのが一般的だそう。
お年頃的に女性ホルモンの乱れから来るものかなーと思います。
ところで腸もみをすると痛みが引きます。
腸もみ後はセロトニンが増えますし、自律神経の反射で副交感神経から交感神経になるので血管が収縮するので片頭痛発症時には特に良いのでしょうね。
頭痛の方もご相談くださいね。
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