副腎疲労は存在しない?

浜松市の腸もみサロン

腸セラピー×分子栄養学

kukka puutarha

の都甲です

 

毎月2回、分子栄養学の
実践講座と言って
10時〜17時までの
勉強会があるのですが

 

今日の講座は衝撃でした

 

副腎疲労については
私も何度も書いていますし
勉強会でもやりました

 

ところが、
今日の講座での結論が…

 

副腎疲労なんて存在しない

 

 

え?

 

今まで書いて来たこと
訂正しなきゃいけない
じゃんかー!

 

ちょっと難しくなりますが

 

副腎疲労では
ストレスに対応するための
コルチゾールという
ホルモンがだんだんと
出なくなってしまい

 

慢性的な疲労感
やる気が出ない
起き上がることも
辛くなる

 

と言った症状が
出るのですが

 

コルチゾールを
作る副腎という臓器が
疲弊してコルチゾールが
作れなくなるんだと
私は思っていました

 

と言うか
副腎疲労についての
書籍なんかにも
そう書いてあります

 

しかし、
実際には副腎と言う
「臓器」が疲弊している
と言うエビデンスは
なかったんだそう

 

しかし、コルチゾールの
分泌の低下が
起きられないほどの
疲労感になることには
間違いはないのです

 

じゃあそのような
症状はなぜ起こるのかと
言うと、

 

副腎にコルチゾールを
出させる指令を
出しているのは脳で

 

脳の視床下部から
下垂体に伝えられ
副腎がコルチゾールを
分泌する

 

この流れを
HPA軸と言います

 

これは以前にも
書いたことがあります

 

ストレスや炎症により
このHPA軸が
うまく働かなくなり

 

コルチゾールを出して
と言う指令が
届かなくなる

 

つまり
副腎疲労とは
HPA軸の機能障害

 

ということなのです

 

要するに
副腎の機能が低下
したんじゃなくて

 

脳の機能低下だった
ということです

 

HPA軸は
甲状腺や女性ホルモン
自律神経にも
関わっていますから

 

副腎疲労で
甲状腺機能低下や
生理不順や婦人科系疾患
自律神経の乱れが
出るのはわかっていましたが

 

ますます
なるほどなって
思いました

 

これからは
副腎疲労あらため
HPA軸機能障害
と言うことにしますが

 

副腎疲労という概念が
やっと認知されてきたし
副腎疲労の方が
説明しやすかったのにな笑

 

コルチゾールが出なくなることに
変わりはありません

 

臓器の問題じゃなく
指令を出す機能の問題
ってことなのです

 

お勉強されている方は
覚えておいてくださいね

 

副腎疲労改善方法と
HPA軸機能改善方法は
基本的には同じです

 

脳の問題なので
フィッシュオイルなんかも
使えるよねって
ことにはなります

 

てことは、
MCTオイルで
副腎疲労が改善するのは

 

中鎖脂肪酸が素早く
エネルギーになるから
だけではなく

 

ケトン体が
作られるから
なのかもなー(私の推測)

 

ケトン体は脳のエネルギー
になりますからね

 

アプローチ方法が
増えるのはいいことです

 

いや〜
今年1びっくりした

 

 

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