分子栄養学X心理
PNTトレーナーの
都甲順子です
「めんどくさい」の言葉の裏には
傷つくのが怖い
嫌な思いをしたくない
という自己防衛の心理が
隠れているんだそうです
あなたがめんどくさいと思うものって
何ですか？
私の例をお話しますと
娘が幼稚園に入った頃、
ママ友との付き合いが
「めんどくさい」の代表でした
実際にママ友と付き合ってみて
めんどくさいと感じていたのではなく
めんどくさいから関わりたくない
と思っていたんです
子供の歳が同じなだけで
興味も価値観も違う人と
仲良くするなんて無理でしょ
って思っていたのです
その頃の私は何を恐れていたのか、
めんどくさがることで何から
自分を守っていたのかなって
考えた時、ひとつの記憶が
よみがえってきました
小学校低学年だったと思います
私は人見知りだったので
友達を作るのが下手でした
ある遠足の時、
お弁当を食べるグループに
入ることが出来なくて
しょんぼりしていたら
先生が、自分がいた
グループに連れて行ってくれた
のですが、
仲のいい子もいなくて
余計に寂しく感じていました
母がお弁当と一緒に
手紙を入れてくれていて
内容は覚えてないけど
楽しく過ごしてる？というような
ことが書いてあって
友達のいない自分がみじめで
なんだか母にも申し訳ない
と思ったのです
嫌われていたわけじゃないし
たまたま仲の良かった子が
欠席だったとかそんな
感じだと思うのですが
記憶の中には
仲間に入っていけない
みじめな自分として
残っていることに気が付きました
だから私は今でも
大勢で何かをするのが
苦手だと思っているし
異業種交流会とかめんどくさい
って感じているんですよね
ママ友の輪に入って行けなくて
みじめな気持ちになるのが
怖かったんです
異業種の知らない人達の中で
一人ポツンと誰とも話せないことが
怖いと思っているのです
実際に行ってみれば楽しいし
誰とも話せないなんてことは
ないんです
でも幼い頃に感じた
寂しさやみじめさが
ずっと残っていて
みじめな思いするくらいなら
行かなくていいじゃん
ママ友なんていなくていいじゃん
って無意識に思っていたから
「めんどくさい」
と言う言葉になって
現れていたのです
そして今思ったのは
その過去の記憶も結構曖昧で
実際にあったことより
悪く記憶しているんじゃないかなって
寂しいみじめなその一瞬の
感覚を記憶に残しているだけで
その後遠足を楽しんだかもしれない
それを記憶に残したのも
そこに私の課題があったから
なんでしょうね
あとね
最近のことなんですけど
旦那さんと娘とその彼氏は
同じ会社なんです
だから家族で集まると
会社の話になるんですね
私が知らない人の名前や
専門的な話になるので
私はいつも蚊帳の外
って感じなのです
そんな時私は話に入ろうと
努力することもなく
つまんないなって思っていました
もっと私にも話を振るとか
別の話題にするとか
気を遣えないのか！
と腹を立ててさえいました
完全に私の問題でしたねこれ
仲間に入れない怖さ
を持っているから
話に入ろうと努力するなんて
めんどくさいと思っていたのです
触れたくない自分の弱い部分を
人は隠そうとします
自分にさえ気付かれないように
するのです
気付いたら辛いから
自分を守っているのです
それがめんどくさいの正体
なんですよね
これに気付いて腑に落ちたのが
昨日なんですが
質問コーナーにあった質問とか
娘から受けた相談が
この気付きに導いてくれました
あ～面白いね
あなたの「めんどくさい」
は何ですか？
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