お酒で赤くなる人ならない人

浜松市の腸もみサロン
腸セラピー×分子栄養学
kukka puutarhaの都甲です

 

アルコールは肝臓で
解毒されますよと
昨日の記事で書きました

 

アルコールはまず
アセトアルデヒドに
分解されます

 

このアセトアルデヒドは
血管を拡張し、
プロスタグランジンと
ヒスタミンを放出します

 

顔が赤くなるのは
これらの影響です

 

アルコールからアセトアルデヒドに
分解する時に使うのが
アルコール脱水素酵素と
いう酵素です

 

そして、アセトアルデヒドを
酢酸と二酸化炭素に分解して
尿から排泄させるのですが、

 

この時に必要なのは
アルデヒド脱水素酵素です

 

これらの酵素の働きが
良いか悪いかで
顔が赤くなる人と
ならない人が決まります

 

赤くなる人は
これらの酵素の働きが
弱い人です

 

二日酔いにもなりやすいタイプ

 

酵素の働きが強い人は
アルコールの解毒が速いので
多少飲んでも赤くならないし
二日酔いにもならない
いわゆるお酒に強い人
ということになります

 

アルコール脱水素酵素と
アルデヒド脱水素酵素を
作るのに必要なのが
ナイアシンです

 

ナイアシンはビタミンB3です

 

栄養療法界隈では
お酒を飲む前に
ナイアシンとグルタチオン
亜鉛のサプリを盛るという
小技があります

 

私は試したことがないので
わかりませんが笑

 

実は私、子供を産むまでは
お酒は飲めました

 

顔は赤くなる方だったので
酵素活性は低めな
タイプだったとは思います

 

出産後にビールを飲んだら
体中が痒くなってしまい
数回トライしましたが
ダメでした

 

妊娠で体質が変わるって
本当だな~なんて
思っていましたが

 

今考えると
長い妊娠期間と
授乳期を経て

 

私の体の栄養は枯渇し
ナイアシンも足りず
アルコールをうまく
代謝出来ない状態で

 

痒みを誘発する
プロスタグランジと
ヒスタミンが一気に
放出されたからなんだと
わかります

 

今ならもう飲めるだろうと
思いますが、
飲めるメリットがあまり
思いつきませんので
飲んでいません

 

酔っ払って楽しく
会話するのもいいなーとは
思いますけどね

 

ちなみにアルコール脱水素酵素は
しっかり働くけれど
アルデヒド脱水素酵素の
働きが弱い人は

 

そこそこ飲まないと酔わなくて
顔が赤くなるタイプです

 

このタイプは男性だと
ハゲやすいんだそうです

 

アルデヒド脱水素酵素が
弱いと、アルデヒドの濃度が
高くなります

 

アルデヒドの濃度が高いと
脱毛を促進する
ジヒドロテストステロンという
悪いテストステロンが
増えるということが
わかっているのです

 

私の父がまさにこのタイプ笑

 

お酒と共にナイアシンは
ありかもしれませんね

 

飲まないに越したことは
ないですけどね

と言う、お酒好きには
嫌われそうな情報でした